1900年代にヨーロッパで作られていた麻織物は、手紡ぎ手織りのハンドメイドのリネン。そのヴィンテージリネンのような少し厚手で、なおかつ風合いの柔らかいものを求めて、採用されたのがこのソファリネンです。ざっくりと肉厚なのに柔らかなのは、生地の染め方が少し特別なものだからです。江戸時代の染色技法に倣って開発された、“メイドイン東京”の染め「東炊き」は、小さな釜で少量をじっくり時間をかけて染めることで、麻とは思えない柔らかな風合いを実現しています。
A面は、モックネックの割烹着ポンチョとして。こちらには、二つの切りポケットがついていて便利です。
B面は、クレリックの小さな襟が可愛いオープンカラーポンチョシャツとして。昔のシャツには、取り外してお洗濯できる白い襟がついているものが多くあり、その名残りで身頃とは別の色の襟がデザインとしてつくものが生まれるようになりました。それがクレリックです。
この形なら男性が着てもユニークなワークウェアスタイルになります。
前後差のある脇のスリットがとても深いのも、ヴィンテージシャツによく見られる仕様です。この kapocのアクセントであると同時に、中に履いたボトムスのポケットにも手が入れやすい嬉しいディテールです。
PONCHOの他の商品を見る