夏は涼しく、冬は暖かな“リネン”。四季のある日本には最適な素材です。ただ、リネンは繊維長が短いため使い始めの風合いは硬く、使い込むほどに柔らかさが増して行く素材です。私たちはお客様が手にした瞬間からその柔らかさを感じていただきたいと思い、行き着いたのが「ガーメントダイ=製品後染め」です。
「東炊き染め」は、「江戸時代の染色技法で、東京のものづくりの誇りを伝えたい」という思いから付けられた名前。大量生産ではなく、小さな釜で少量の服をじっくり時間をかけて染めることで、麻とは思えないほどしなやかな風合いが生まれます。色は3色ご用意しました。
A面は割烹着として。洋服の上に着ていただいても中で溜まらないよう十分なボリュームの袖にしています。
袖丈もkapoc
1st.と比べて5cm長くしました。ボリュームのある袖は、たくし上げた時にパフスリーブのようにも見え、kapocらしいデザインポイントになっています。このままワンピースとしての普段着にもなります。
割烹着のときは、後ろのタブを留めてひもを結びます。タブの長さも調節ができるようになりました。
後ろ前にするとB面がコートにもなり、ちょっとそこまで…のお出かけにとても重宝です。だから私たちはkapocのことをハウスワーキングコートと呼びます。割烹着で使用したタブはこの時には使いません。失くしたりしないように内側に収納しておきましょう。ボタンの留め糸もKのイニシャルでおちゃめです。
前を開いてコートとしてさらりと羽織るのも素敵ですが、もう一つ着こなしをおすすめします。
こんなふうにカシュクールのように前を重ねて“合わせ”で着ていただくこともできます。綺麗な合わせのために脇にひもを通すための穴を空けたのが、今回のkapoc
2nd.の進化の一つです。
袖口は昔ながらの「ゴム」ではなく、肌に心地よい「リブニット」なのが kapocの魅力のひとつです。
コットンにプラス伸縮性の糸を一緒に編み込んでいるので、フィット感にすぐれ、長時間でもズレ落ちてこないのでストレスを感じません。
kapoc 1st.までは、片側だけのポケットでしたが、kapoc 2nd.からは両側にポケットをつけました。
右側は、ポケットの中にもう一つ「スマートフォン専用」の小さなポケットがついています。
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